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  ♪♪♪♪♪ プロが秘密にしていたカラオケのコツ ♪♪♪♪♪
        
              *** 第2号 ***
                            2004/ 4/ 7
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第一章 その二 「マイクの使い方」

第一章その一で自分の声域を知ることができたでしょうか?
それでは、マイクテクニックの実践に入っていきましょう。

マイクを持って唄う時、無意識のうちに肩に力が入っていませんか?
多くの人が肩に力が入っています。
すなわち無理な唄い方になってしまっているのです。

まず、”気を付け”の姿勢をしてみて下さい。
マイクを持つ方の脇の下に本をはさんでみましょう。

そしてマイクを持った状態で肩の力を抜き、本を落さないように注意しながら
自然体でマイクを口の前に持ってきます。
これが歌う時の基本姿勢になります。

続いてトレーニングを開始してみましょう。
まずマイクを持つように手を握り、親指と人さし指で出来た輪の中に
息を吹きかけてみて下さい。

その状態で今度は拳を唇に近づけたり離したり、縦に動かしてみましょう。
スライドさせる時に息の強弱をにぎりこぶしで感じるはずです。

この手(マイク)の動きが歌に強弱をつけるトレーニングになります。
(歌の強弱のつけ方については次号以降で解説していきます)

さぁ、これで唄う準備が完了です!

では次回は発声法についてアドバイス致します。
ご期待下さい。


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コラム

〜ある楽屋にて〜

ある地方TV局の公開録画の時でした。

大物歌手をはじめ、ゲスト歌手がぞくぞくと会場入りして来ました。
大物の楽屋は当然個室。
それ以外の人たちは大部屋になります。

大きい部屋にテーブルがコの字型に並べられていて、
ゲスト歌手がそれぞれの位置に座っていました。

そこでは俗に言う上座・下座と言う風習がある訳ですが、
その日は何も知らない若手歌手のBさんが上座に座っていました。

そこに個室を貰えなかったAさんが入って来ました。
上座に座っているBさんを見るやいなや、Aさんはいきなり
「あなたどこに座っているの?座がちがうわよ!!」と一蹴。
なんとAさんの一声でBさんは慌てて入口の席に移動しました。

でもステージではBさんの方が喝采をあびていました。
数ヵ月後にはきっと楽屋での順序が変わっていた筈です!
(しかし今でもこの風習は続いているんだろうなぁ・・・)


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[編集人より]


創刊号で紹介した「夜霧の億万長者」の試聴が好評を頂いております。
その中で「もっと長く聞きたい」「いい音質で」とのご要望が多かった為、
試聴を1フレーズ・音質も上げて再アップしました。
(ファイルサイズは大きくなってしまいましたが・・・)

この曲はこれから解説していく「コツ」が随所に込められています。
まだの方はもちろん、一度聞いた方もぜひ今一度お聞きください。

「夜霧の億万長者」 http://yms.jp/yoursmusic/audition.html


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プロが秘密にしていたカラオケのコツ  第2号     

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