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♪♪♪♪♪ プロが秘密にしていたカラオケのコツ ♪♪♪♪♪
*** 第3号 ***
2004/ 5/ 3
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第一章 その三 「唄い方」
声域・マイク使いの説明はお解かりいただけましたでしょうか？
今回の内容はこのメルマガのタイトル【プロが秘密にしていたカラオケのコツ】の
とても重要な部分です。
よく大会・オーディション等で「どうだ！私の唄は！」と言わんばかりに
力み過ぎて歌っている方が非常に多く見受けられます。
確かに声も出て上手く唄っている様に見えますが、聴く側（審査員）にしてみれば、
大音量でずっと、というのは大変に疲れるものです。
プロ歌手の場合１時間２時間のコンサート、あるいは1日に多くのステージを
こなさなければなりません。
常に大音量で唄う事はできません。
余裕のある唄い方をしているのです。
その余裕がかえって唄の表現力を高めるのです。
陸上競技には短距離と長距離（マラソン）が有りますが、唄うことは
長距離、それもカーブあり坂道の登り下り直線やデコボコありのコースと
思ってください。
ずっと全力で走っていてはとても完走出来ませんよね。
ではその余裕の作り方です。
まず肩の力を抜いて、鼻歌で唄ってみて下さい。
これが力を抜いている状態です。
曲中にこの『力を抜いている部分』が多い程、疲れる事なく聞きやすい唄になります。
あとあと発声法のテクニックに入っていった時、この「力を抜いた状態」が
ミックスされますので、よく覚えておいて下さい。
しかし力を抜いた状態では当然、声が小さくなります。
そこでマイクの出番になる訳です。
小声の時はマイクを口に近づければ良いのです。
逆に声を大きく出すときはマイクを遠ざけなければなりません。
この時のマイクの遠近の取り方は前回説明したスライドの要領で行います。
正しいスライドをしないと効果は少なくなります。
機会があれば注意して歌手のマイク使いを見て下さい。
上手にスライドを使いこなしていると思います。
唄の上手い人はマイク使いの上手い人と言えます。
それだけマイク使いは重要なのです。
この力を抜いた状態は口の開け方が小さくなり、歌詞もボヤけて何を唄っているのか
解らないといった事になりがちです。
力を抜いて鼻歌気分で唄う時こそ、言葉の一つ一つを丁寧に唄うようにして下さい。
あらかたの唄を教える先生方は、よく声を大きく出す事を指導されています。
確かに重要な事ではありますが、冒頭で説明したような結果につながる事も
事実です。
大切な部分だけに今回は前置きが長くなってしまいましたが、
ここを語らず【プロが秘密にしていたカラオケのコツ】の伝授が
成り立ちません。
これからも内容に注目して下さい！
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[編集者より]
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プロが秘密にしていたカラオケのコツ 第3号
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